保護者の役割とは②

保護者の多くは子供たちが安全に、そして健全にスポーツ活動できるよう、親としてできることは何か?と模索していたり、チームやコーチたちの手助けを可能な範囲でしたいと思っています。

しかし、どこまで口を出すべきか、また何が正しいやり方なのか分からない、と困ったり悩んだり、出しゃばってはいけないと躊躇している親も多いと思います。

ほとんどの保護者はチーム運営や子どものスポーツ参加に対して協力的で肯定的に接している反面、一部の誤った関わり方をする親についても最近は問題になりつつあります。

子供のプレーに対して口うるさく怒鳴りつける親・・・

選手起用についてコーチに文句を言う親・・・

マナーや常識が欠けていてチームの和を乱す親・・・

我が子だけが良ければそれでいい、という自分勝手な親。。。

子どもたちがスポーツを心から楽しむため、その子供を支える保護者に対しての情報がまだまだ足りないと感じます。

海外に目を向けてみると、例えばアメリカでは学校での子どもたちの安全なスポーツ参加のため、アスレティックトレーナーの常勤システムを保護者の力で普及させる活動も盛んに行われています。

アスレティックトレーナーは、スポーツ現場における安全環境の整備や選手たちのケガ予防、ケガからの復帰サポート、心身のケアなどを行うプロフェッショナルです。

トップレベルの選手やチームにだけ存在しているのではなく、ジュニアスポーツや学校スポーツにおいてもトレーナーがより身近な存在になってくれたら!と心から思います。

子どものスポーツ現場、国内の学校における部活動の安全体制は、まだまだ十分とは言えません。

アスレティックトレーナーが常勤する体制は理想ですが、まずは子供達を身近で支える保護者や指導者たちがちょっとしたトレーナー的知識を持てば、子供たちのスポーツ環境はぐっと向上すると思っています。

村田 一恵